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本の紹介

皆さんこんにちは、看護部です。

まだまた寒い日が続いておりますが、3月に入ってから、太陽の光が以前より暖かく、力強いように感じます。
最近では、スーパーに行くと、ふきのとうや菜の花などの食材を見かけるようになり、春の気配を感じて嬉しくなります。


さて、今回は小山田明子著「妊活食事法 こうのとりごはん」という本について、ご紹介させていただきます。
著者自身、不妊治療を行っていた経緯があります。その過程で、マクロビオティック望診法に出会い、「食と生活習慣」の改善をした結果、40歳と43歳で妊娠出産をされました。現在は、不妊カウンセラーと食事指導士の資格を生かし、子宝カウンセリングを行い、ご活躍されています。

五臓タイプチェック「肝・心・脾・肺・腎」という内容があり、自身がどのタイプに当たるか診断でき、かつ体質に合わせた食事内容を学ぶことができます。また、妊活に振り回されない心の持ち方についてもアドバイスが載っており参考になります。それら以外にも妊活する上で役立つ内容が盛り沢山です。

その中でも、今回は、「あなたの中にいる名医(それはうんち先生!)」という内容について簡単にお伝えさせていただきます。

食養生を始める時に最初にチェックしていただきたいのは、良い便が出てるかどうかです。 食物繊維の多い食材と穀物やタンパク質をバランス良く食べて、腸内環境、すなわち善玉菌が優位な状態にしておくと、以下のような優秀な便が出ます。

・バナナ2~3本分
・キツい臭いではない
・歯磨き粉位の固さ
・きばらないで、ぼーっという感じでするりと出る。
・水に浮く

逆に子宝体質とは逆の便は、

・カチカチ・ボコボコ・コロコロうさぎの糞、または下痢
・黒っぽい茶色
・臭い
・固いのできばらないと出ない、または下痢やゆるゆるなので漏れがち
・水に沈む

ということです。皆さんはどうでしたか?

冷えやストレス、悪食によって血液中に汚れが溜まっている状態を瘀血と言います。瘀血改善の初めの一歩は、良い便を出すことです。

不妊治療に行き詰まり、これからどうしようと悩んでる方や、今から不妊治療を始めたいが、何から始めたらいいか分からない方は、まずは自分の便を観察し、食事・生活習慣の見直しをしてはいかがでしょうか?

それでは、皆さん暖かくして元気にお過ごしくださいね。