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お知らせ

テーマ: 診療のご案内

卵子凍結

卵子凍結とは

将来妊娠を希望の方に対して、卵巣から採取した卵子を凍結しておくことです。
採取した卵子は受精させずにそのまま凍結します。
しかしながら、「必ず卵子が得られるわけではない」ことや妊娠を希望する時に卵子を融解した後、「顕微授精を行っても受精卵が得られないこと」または「胚(受精卵)が順調に発育しないこと」があります。

社会的適応による卵子凍結

社会的適応とは社会的要因により卵子凍結の希望がある場合に該当します。
妊娠・出産に最も適した20~30歳代の女性が活躍する一方で、加齢とともに卵巣機能は低下していきます。
妊孕性(※)が高いうちに卵子を凍結しておくことで、加齢による妊孕性の低下を回避し、将来妊娠できる可能性が高くなります。

  • 妊孕性(にんようせい)とは「妊娠するための力」のことで、妊孕性温存とは「妊娠するための力を保つこと」をいいます。

医学的適応による卵子凍結

医学的適応とは医学的に卵子凍結の必要性があると判断される場合に該当します。
(例えば、がん治療で化学療法や放射線療法をする前に、卵子の凍結をしておきます。)
がんが完治して『妊娠を望むときに、凍結保存しておいた卵子を融かし、パートナーの精子と顕微授精を行い、受精卵が発育したら子宮に戻す(胚移植)』ことにより妊娠の希望が持てます。

社会的卵子凍結の対象

  • いまは仕事を優先したい状況にある
  • 今すぐの妊娠/出産が難しい
  • 今すぐ結婚することを考えていない
  • 卵子採取年齢が20歳以上40歳未満である(凍結卵子は44歳まで保管可能)

メリット

  • 将来のライフプランが立てやすい
  • 自分の卵巣の状態を知ることができる
  • 若い卵子を保存しておくことで、将来の妊娠確率アップが期待できる

卵巣機能が低下する→卵子が減る(質の低下)→良好な卵子を得にくくなる→妊娠が難しくなる→よって、早いうちに卵子を凍結しておく!

デメリット

  • 卵子採取の手術(採卵)のリスクがある
  • 採卵や移植にかかる費用はすべて保険適用外となる

卵子凍結まで

おおよそ6~7回の通院(目安)
  • 採卵を行う周期に入る前に一度受診していただき、問診や検査を行います
    治療に必要な同意書もお渡しします
  • 採卵をする周期に入るとお薬を使って卵胞を育てていきます
  • 途中、卵胞の大きさを見ながら、採卵日を決めていきます
  • 採卵当日を迎えます
  • 持病をお持ちの方は、受診する前にかかりつけ医にご相談ください(診断書が必要な場合があります)

社会的卵子凍結の費用

おおよそ10個の卵子を凍結する場合約40万円(目安)
診察料 初診料 16,500円
感染症検査 9,350円
AMH検査(卵巣予備能) 7,260円
超音波検査 6,490円
排卵誘発剤(注射等) 80,000~
130,000円
  • 詳細は薬サプリ料金表をご覧ください
採卵料 採卵料 1個の場合 67,760円
2個~5個まで 82,280円
6個~9個まで 105,270円
10個以上の場合 125,840円
取れなかった場合 38,720円
採卵準備料
(採卵当日中止の場合)
33,000円
凍結料 社会的卵子凍結料
  • 一本の保存容器に
    卵子3個まで
1本当たり 27,500円
凍結保存延長
(1年毎に)
社会的卵子凍結保存延長料 55,000円
  • 原則45歳を超えた場合は凍結保存期間の延長は受け付けておりません

当院では「社会的卵子凍結」のセミナーを院内や出張セミナーも行っております。
お気軽にご相談ください。

卵子凍結の保管方法

当院でも凍結保管を行っておりますが、「Grace Bank」を使用することも可能となっております。
転居に伴い当院への通院が難しい場合等は、グレイスバンクと提携している全国のクリニックへの凍結卵子の移送が可能となっております。
凍結卵子は長期保管が見込まれるため、何かあった場合でも慌てて転院先をさがしていただく必要がありません。
「Grace Bank」のホームページはこちら

  • 当院は「Grace Bank」とも保管先として提携しており、無料の個別相談も行っていますので、まずは相談したいという方は下記よりご相談ください。

卵子凍結のリスク・副作用

排卵誘発剤による副作用

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)といい、腹痛や腹部の膨満感の症状があげられます。当院では、過度な誘発は行わないため、卵巣の腫れや出血といった副作用の症状はあまり起こりません。ですが、排卵誘発剤の効果には個人差があるため、卵巣が腫れてしまう方もまれにいらっしゃいます。その場合は、数日間の自宅安静が必要となります。入院を要するような重度の副作用が発生するケースは全体の1%以下です。

採卵による副作用

下腹部の痛みや、出血などの症状が出る場合があります。採卵は基本的には安全な手技ですが、経腟超音波ガイド下にて卵巣を穿刺するため、極めてまれに腸や膀胱などの臓器損傷を起こす可能性が報告されています。また、卵巣表面からの出血、卵巣内での感染が起こる可能性がありますが、全体の0.3%程度です。このような場合には、数日間の安静入院が必要となる場合があります。

延長に関するご案内

当院で受精卵・卵子・精子の凍結保存を行った方は、1年毎に延長または廃棄の手続きが必要となります。
(例:2022年1月に凍結保存を行った方は、2023年1月末日までが凍結保存期限、2023年2月中に更新手続きを行ってください。)
・凍結保存期限を迎える月の翌月に更新の手続きが必要
・延長・廃棄どちらの場合も手続きが必須
手続きが必要な方は、Wovieの「凍結保存期限更新・廃棄について」の項目より動画をご視聴ください。

  • 更新の手続きは、必ず動画ご視聴後に行っていただきますようお願いいたします。

延長をご希望の方へ

延長をご希望の場合、「保険延長」または「自費延長」の2種類ございます。
「保険延長」と「自費延長」のどちらかわからない方は、上記Wovie動画の「A保険?自費?」の項目をご視聴していただきますようお願いいたします。

保険延長
  1. 更新料のお支払い
  2. 「凍結保存期限更新の同意書」の提出
  • 尚、夫婦ご来院の上、治療計画を立てていただく必要があります。(診察必須)
  • 保険延長にはいくつか条件があります。詳しくは上記Wovieのご視聴をお願いいたします。
対象の項目動画
(受精卵)B.保険更新の手続き
(精子)凍結精子延長B.保険更新手続き
自費延長
  1. 更新料のお支払い
  2. 「凍結保存期限更新の同意書」の提出
  • 尚、お手続きの際は振込と郵送でのお手続きが可能です。(診察不要)
  • 詳しくは上記Wovieのご視聴をお願いいたします。
対象の項目動画
(受精卵・卵子)C.自費更新の手続き
(精子)凍結精子延長C.自費更新手続き

凍結保存期限更新の同意書は以下よりダウンロードいただけます。
→同意書のダウンロードはこちら(同意書の記入方法はこちら

  • ダウンロード後、コンビニエンスストアでも簡単に印刷ができます。

更新料のお振込み先はこちら

廃棄をご希望の方へ

廃棄
  1. 「凍結保存物廃棄の同意書」の提出
  • 詳しくは上記Wovieのご視聴をお願いいたします。
対象の項目動画
(受精卵・卵子)D.廃棄の手続き
(精子)凍結精子廃棄D.廃棄の手続き

凍結保存物廃棄の同意書は以下よりダウンロードいただけます。
→同意書のダウンロードはこちら(同意書の記入方法はこちら

  • ダウンロード後、コンビニエンスストアでも簡単に印刷ができます。

凍結延長に関してご不明点がございましたら、「よくあるご質問」をご確認いただくか、または、下記のフォームよりお問い合わせください。
恐れ入りますが、お電話でのお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。

Bring Back Home

移植は考えていないが、
「廃棄」には抵抗があって・・・

Bring back homeは「家へ連れて帰る」という意味があります。

凍結受精卵はクライオトップと呼ばれるスティックに乗せた状態で、-196℃の液体窒素の中で保存されています。
このクライオトップを液体窒素中から取り出し、ご自宅にお持ち帰り頂くことができます。

当院の心理士が立ち合い、お話をしながらクライオトップを収納する瓶の中を飾ってあげた後、液体窒素からクライオトップを取り出す簡単なセレモニーを実施しています。

ご希望の患者さんは、廃棄同意書の「自宅への持ち帰り希望」の欄にチェックを入れてクリニックへ郵送または持参してください。
同意書受理後に詳細をご連絡いたします。

セレモニー実施日
毎週木曜日 午後 / 金曜日 午前中
費用
3,300円 (税込)

凍結延長に関するお問い合わせフォーム

  1. 必要情報を下部のフォームに入力して送信ください。
  2. 受信確認の自動返信メールをお送りします。
  3. 内容を確認後、1週間程度で料金や日程などのご連絡をさせていただきます。

    お名前必須

    フリガナ

    診察券番号必須

    メールアドレス必須

    凍結物の種類必須

    受精卵卵子精子/精巣組織

    凍結No. ※不明の場合は未入力可

    お問い合わせ内容必須

    最終確認

    確認画面は出ませんので、送信前にもう一度内容をお確かめ下さい。
    入力内容を確認しました

    • 携帯電話・PHSのキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)など、迷惑メール対策をされている場合は当院のドメイン(@sendai-art-cl.jp)から受信の許可の設定をお願いいたします。

    • 申し込みフォームから正常に送信された場合は以下のメッセージが表示されます。
      『自動でお問い合わせ受付メールを返信いたしました』

    • 自動返信メールが届かない場合は、メールの受信許可の設定をご確認ください。

    治療費用について

    一般不妊治療の費用

    一般不妊治療は基本的に保険適用の治療となりますが、一部保険適用とはならない自費の項目がございます。
    主な検査を載せておりますので、この限りではございません。

    保険適用検査※3割負担の場合

    検査項目

    Aホルモン検査 (FSH/LH/E2/PRL)2,100
    B子宮卵管造影(HSG)4,500
    C経膣エコー1,600
    CG-LH(採尿検査)350
    Dヒューナーテスト200
    FT(卵管鏡下卵管形成術) ※両側実施の場合290,000

    およその自己負担料金:円

    自費検査

    検査項目

    その他初診私費採血検査40,689
    人工授精22,000

    円(税込)

    注意事項

    • この他に、診察料(自費・保険分)が発生します。
    • 原則、同日に保険と自費の診察は行っておりません。

    高度生殖補助医療の費用

    体外受精

    採卵料(1~4回目)165,000
    採卵料(5回目以降)55,000
    卵子・精子調整媒精料55,000
    初期培養料(採卵後1~3日目)55,000
    胚盤胞培養料(採卵後4~6日目)22,000
    胚移植料66,000
    採卵準備料(採卵当日中止の場合)33,000
    採卵時静脈麻酔料22,000

    円(税込)

    特殊技術料 (体外受精の費用に別途追加)

    顕微授精(ICSI)技術料顕微授精を行えた卵子数
    1~4個
    55,000
    5~9個77,000
    10個以上99,000
    レスキュー顕微授精技術料1~4個77,000
    5~9個99,000
    10個以上121,000
    精巣内精子採取(TESE)由来精子の顕微授精(ICSI)技術料1~4個77,000
    5~9個99,000
    10個以上121,000
    卵子活性化料33,000
    透明帯開口法(アシステッドハッチング)技術料22,000
    受精卵凍結保存技術料(1年間の保険料含む)1~4個まで(一律)55,000
    5個以上~
    (上記に加えて追加1個当たり)
    6,600
    精子凍結保存技術料(1年間の保存料含む)22,000
    凍結保存感染症加算(1年以上検査未実施の場合も含む)22,000

    円(税込)

    凍結受精卵・未受精卵子―胚移植

    凍結受精卵・未受精卵子融解技術料44,000
    胚移植料66,000
    凍結受精卵・未受精卵子融解準備料(融解当日中止の場合)22,000
    透明帯開口法(アシステッドハッチング)技術料22,000
    透明帯完全除去法(Zona free)技術料33,000
    ヒアルロン酸胚移植用培養液料5,500
    ヒアルロン酸胚移植用培養液キャンセル料1,100
    SEET法22,000
    2段階胚移植追加料33,000
    胚盤胞培養料(※追加培養した場合)22,000
    受精卵再凍結保存料33,000

    円(税込)

    凍結保存延長(保存期間は最長3年間までとなります)

    受精卵・精子・卵子凍結保存延長料(1年につき)44,000

    円(税込)

    男性外来検査(自費検査)

    精液検査5,500
    男性初診感染症検査8,371
    酸化ストレス検査8,800
    • 酸化ストレス検査のみでは行っておりません

    円(税込)

    男性外来手術

    経皮的精巣内精子吸引術110,000
    精巣内精子採取料(TESE)220,000
    顕微鏡下精巣内精子採取料(MD-TESE)440,000
    顕微鏡下精索静脈低位結紮術(バリックス)220,000
    精巣組織精査料33,000
    精巣組織凍結保存技術料(1年間の保存料含む)22,000

    円(税込)

    注意事項

    • 当院にて体外受精を行い、出産された方の採卵料は初回からの料金となります。
    • 採卵個数による追加料金はありません。
    • 診察内容によって、料金の変動がございますのでご了承ください。
    •  

    PRP (Platelet Rich Plasma :多血小板血漿)を用いた不妊治療

    当院はPRPを子宮内膜に注入する治療において、厚生労働省の認可を受けました。
    2022年2月には、卵巣に注入する治療においても認可を受けました。

    • PRPを用いた不妊治療は、「再生医療の安全性の確保等に関する法律」に基づき、厚生労働省の認可が必要な「再生医療」であり、実施可能な施設は限られております。

    PRPを用いた治療は、患者様自身の血液から抽出した高濃度の血小板を注入する方法です。
    血小板は、細胞の成長を促す物質や免疫に関わる物質を含むため、不妊治療においてPRPを子宮内に注入することで、子宮内膜が厚くなり受精卵が着床しやすくなる可能性が高くなると考えられています。また、卵巣内に注入することで、卵巣予備機能の改善効果が期待でき、採卵数の増加や 良質な卵子が採取できる可能性が高まります。
    PRPは患者様自身の血液から抽出するため、アレルギー反応等の副作用が起こる可能性が低いと考えられています。

    リスクおよび副作用
    PRP療法は、患者さん自身の血液を使うため、副作用が起こる可能性が低く負担が少ないと考えられており、これまでの国内外で具体的な有害事象は報告されていません。しかし、採血の際の痛み、PRP注入による感染(PRPの調製中に感染の原因となる物質が混入する可能性)、や痛み(子宮内への注入にチューブを使用したり、卵巣への注入に採卵針を用いるため)が起こる可能性が考えられます。
    • PRP調整に用いる採血管は、医療機器として認証されております。

    子宮内注入

    対象となる方(子宮内への注入)

    • 子宮内膜がなかなか厚くならない方
    • 受精卵を複数回移植しても着床しない方

    <除外基準>

    血小板数が150,000/㎣以下、血小板機能異常症、非ステロイド性消炎鎖痛薬や抗凝固薬で治療中の方、悪性腫瘍またはその可能性にて治療中の方

    • 他の医療機関に通院中で当院にてPRPのみご希望の方は、
      主治医にご相談の上、紹介状をご持参下さい。

    治療の流れ(子宮内への注入)

    一周期で2回(月経周期10日目前後と12日目前後)PRPの注入を行います。

    患者様から20mlの血液を採取後、遠心分離機でPRPを調整し、子宮内に注入します。
    (所要時間:約1時間)

    • 調整したPRPが注入に適さない状態と判断された場合は、投与の中止や再度血液を採取させていただく場合があります。

    凍結受精卵移植の場合、その後の月経周期14日目頃の子宮内膜厚の測定や胚移植のスケジュールに関しましては、通常の胚移植と同様です。

    費用(子宮内への注入)

    この治療を受ける場合、保険適応外のため自費診療となり、1回目165,000円(税込み)、2回目55,000円(税込み)となります。

    • 他院にて不妊治療中の方は費用が異なります。(通院先の紹介状が必要になります)

    卵巣内注入

    対象となる方(卵巣への注入)

    • 卵巣機能低下および卵巣機能不全の方

    <除外基準>

    血小板数が150,000/mm3以下、血小板機能異常症、非ステロイド性消炎鎮痛薬や抗凝固薬で治療中の方、悪性腫瘍またはその可能性にて治療中の方

    • 卵巣へのPRP治療は、当院で不妊治療を受ける方のみとさせていただいております。

    治療の流れ(卵巣への注入)

    月経終了から月経周期10日目の間に、片側もしくは左右の卵巣内にPRPの注入を行います。

    患者様から20mlの血液を採取後、遠心分離機でPRPを調整し、卵巣内に注入します。
    (所要時間:約1時間)

    • 調整したPRPが注入に適さない状態と判断された場合は、投与の中止や再度血液を採取させていただく場合があります。

    費用(卵巣への注入)

    この治療を受ける場合、保険適応外のため自費診療となり、1回目は片方で220,000円(税込み)、左右で330,000円(税込み)となります。2回目を行う場合は、左右で660,000円(税込み)となります。

    PRP治療にご興味がある方は、お問い合わせください。

    テーマ: 診療のご案内

    用語集

    不妊治療の用語集

    • アシステッドハッチング正式名称:透明帯開口法
      受精卵の殻の役割を果たす透明帯に穴をあける、切込みを入れる等の処置を行う方法。受精卵は透明帯から脱出して着床するので、透明帯への処置で脱出しやすくなります。
    • アンタゴニスト法
      GnRHアゴニスト製剤の点鼻スプレーの代わりにGnRHアンタゴニスト製剤の注射を数回投与する方法です。
      生理3日目からFSH(HMG)の排卵誘発剤を使用し、卵胞の大きさやLHホルモンの値によって、血中の早期でのLHサージの発生をほぼ100%抑え、良質な卵をとることができます。
      35歳未満の方、卵が多くできすぎてしまう方、多嚢胞性卵巣症候群(PCO)の方、GnRHアゴニストが無効な方には有効な方法です。
    • HIV抗体検査
      HIV(性感染症)感染の有無を調べる検査
    • E2正式名称:エストラジオール
      卵胞ホルモンの中で性成熟期に主に働き、最も活性が強いです。子宮に働き内膜を増殖させ頸管粘液の分泌を高めます。
    • ABO式血液型
      血液型
    • LUF正式名称:黄体化非破裂卵胞
      排卵が起こらずに卵胞から黄体が形成された状態です。黄体ホルモンは分泌されるため基礎体温は2相性になり月経を認めます。
    • P4正式名称:黄体ホルモン・プログステロン
    • LH正式名称:黄体化ホルモン
      卵胞が育ってくると、LH(黄体化ホルモン)が、卵胞を成熟させ、排卵へと導きます。
      この、排卵前のLHの放出をLHサージと呼んでいます。
    • カウフマン療法
      本来の月経周期を薬剤を用いて疑似的につくる方法です。
      卵胞ホルモンと黄体ホルモンの周期的投与を行います。
    • BBT正式名称:基礎体温表
      早朝覚醒時に口腔内で検温した体温です。月経周期前半は低く、後半は0.3℃程度高い2相性のパターンを示します。
    • クラミジア抗体検査
      クラミジア(性感染症)感染の有無を調べる検査
    • 頸管拡張(ラミナリア)
      事前に子宮の出口(子宮頸管)を拡ける処置です。
      ラミナリアは子宮頸管を広げる処置の際に使用する硬い棒状の素材で原料は天然の昆布の茎根部です。
    • 血小板末梢血液一般検査
      血を固めて出血を止める。
    • バリックス正式名称:顕微鏡下精索静脈低位結紮術
    • MD-TESE正式名称:顕微鏡下精巣内精子採取
      外科的処置により、精巣内から精子を回収する方法。顕微鏡下にて精子回収が期待できる精巣組織を選んで回収します。
    • ICSI正式名称:顕微授精
      卵子内に精子を人為的に注入する方法です。
    • 抗精子抗体
      精子に対する抗体です。精子の子宮内への侵入が妨げられます。
    • AMH正式名称:抗ミュラー管ホルモン
      成長過程にある卵胞性の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンで、卵巣の予備機能力(卵巣内に現在存在する細胞の数)を知るマーカーとして使用されています。自分の卵巣は何歳の時の卵巣予備機能と同じであるかを推測します。
    • Zymot(ザイモート)正式名称:膜構造を用いた生理学的精子選択術
      小さい特殊な穴が空いたフィルターで精子選別を行う方法。形態・運動性が良好な精子を回収し受精を行うことが可能。従来法よりも精子への物理的ダメージを軽減させることができる。
    • C型肝炎検査
      C型肝炎感染の有無を調べる検査
    • ヒステロ正式名称:子宮鏡検査
      子宮内膜ポリープ、子宮腔の癒着、粘膜下筋腫などが分かります。
      軽いものであれば、検査の際に切除や癒着剥離なども行う場合があります。
    • EMMA/ALICE
      (エマ/アリス)
      正式名称:子宮内細菌叢検査
      子宮内細菌叢(子宮内フローラ)のバランスが悪いと、着床障害、反復流産の原因となる可能性があります。子宮内マイクロバイオーム検査(EMMA)では、子宮内細菌叢のバランスを調べ、感染性慢性子宮内膜炎検査(ALICE)では、慢性子宮内膜炎の原因菌の有無を調べることができます。
    • SEET法正式名称:子宮内膜刺激胚移植法
      凍結胚盤胞の移植前に、培養液にて内膜を刺激する方法。移植の約2日前に培養液を子宮に注入します。
    • 子宮内膜スクラッチ
      胚移植を行う予定の前周期に子宮内膜にわずかな傷をつける方法。傷を修復させる際に着床時と同様の子宮内膜環境になるので、着床を促進させると言われている。
    • ERA(エラ)正式名称:子宮内膜着床能検査
      良好胚を移植したのに着床に至らない方、着床に適した時期を知りたい方、胚移植を行うタイミングを把握したい方に検査を行う事が出来ます。
      移植と同じ状況を作り、移植日となる日に子宮内膜を取って検査します。
    • HSG正式名称:子宮卵管造影検査
      子宮卵管造影検査で卵管の閉塞や狭窄などによる不妊の原因を見つけるための検査
      造影剤を通すことで軽い癒着は通ることもあり、治療にもなる検査です。
    • ショート法
      生理1日目から採卵前々日の朝まで、連日GnRHアゴニスト製剤の点鼻スプレーを使用し、生理3日目からFSH(HMG)の排卵誘発剤を使用する方法です。
      GnRHアゴニストの初期のFSHの濃度を高める作用を利用した方法で、発育してくる卵胞数が少ない方、高齢の方に有効です。
    • AIH正式名称:人工授精
      排卵日に合わせて洗浄濃縮した元気な運動精子のみを直接子宮内に入れる方法です。
    • 精子酸化ストレス検査
      精子の質をみる検査
    • 精子不動化抗体
      精子の動きを不動化する抗体
    • ART正式名称:生殖補助医療技術
      生殖補助医療とは、Assisted Reproductive Technology : ART
      体外受精をはじめとする、 卵子や精子を体外に取り出して行う不妊治療です。
    • TESE正式名称:精巣内精子採取
      外科的処置により、精巣内から精子を回収する方法。射出精液内に精子が存在しない場合や極端に少ない場合に行います。
    • 赤血球数末梢血液一般検査
      全身の組織に酸素を運び、二酸化炭素を持ち去る(ガス交換)。
    • POF正式名称:早発卵巣不全
    • 総ホモシステイン
      悪玉アミノ酸、血液の凝固に関係。
    • IVF正式名称:体外受精
      卵子と精子を共培養し受精を待つ方法。体内で起こる受精反応と近くなります。
    • IVF-ET正式名称:体外受精-胚移植法
      体外にて受精させ培養した受精卵を子宮内に入れる処置。胚移植、移植、ET等、簡単に表現されることが多いです。
    • タイムラプス培養
      カメラが内蔵された培養器を使用することで、培養器から受精卵を取り出すことなく観察・培養していく方法。受精卵へのストレスを軽減させ、受精卵の発育を詳細に観察することが可能。
    • PCO正式名称:多嚢胞性卵巣
      超音波検査で卵巣に小卵胞を多数(少なくとも一方で10個以上)認めること。
    • PCOS正式名称:多嚢胞性卵巣症候群
    • PGT-A正式名称:着床前胚染色体異数性検査
      受精卵の染色体の数を調べる検査。着床前検査とも呼称される。着床前つまり受精卵の染色体の数を調べることで着床不全や流産のリスクが減ると報告されています。
    • 低刺激法
      生理3日目から、内服の排卵誘発剤を5日間内服し、必要に応じて排卵誘発剤のFSH(HMG)の注射を使用する方法です。また、GnRHアンタゴニスト製剤の注射が追加となる場合もあります。
      卵胞数が20個以上になると卵の質が低下し、卵巣刺激症候群などの副作用が発生しやすくなります。一方で、卵巣の予備能力が低い方に、排卵誘発剤を多く使用することは、卵の質の低下を招く可能性もあります。
    • アシステッドハッチング正式名称:透明帯開口法
      受精卵の殻の役割を果たす透明帯に穴をあける、切込みを入れる等の処置を行う方法。受精卵は透明帯から脱出して着床するので、透明帯への処置で脱出しやすくなります。
    • Zona free法正式名称:透明帯完全除去法
      受精卵の殻の役割を果たす透明帯を全て除去し移植する方法。胚盤胞のみ対象です。
    • 25-OH ビタミンD
      妊娠、免疫に関係する脂溶性ビタミン
    • 2段階胚移植
      胚培養3日目の受精卵と胚培養5または6日目の受精卵を1周期で2回移植する方法です。
    • Embryo正式名称:胚
      受精卵の別称。受精卵=胚。
    • 梅毒検査
      梅毒(性感染症)感染の有無を調べる検査
    • Blastocyst正式名称:胚盤胞
      胚培養5または6日目に見られる順調な受精卵の形態。胚盤胞に発育する可能性は約50%です。
    • 白血球数末梢血液一般検査
      体内に侵入するウイルスや細菌を撃退する。
    • バリックス正式名称:顕微鏡下精索静脈低位結紮術
    • B型肝炎検査
      B型肝炎感染の有無を調べる検査
    • ヒステロ正式名称:子宮鏡検査
      子宮内膜ポリープ、子宮腔の癒着、粘膜下筋腫などが分かります。
      軽いものであれば、検査の際に切除や癒着剥離なども行う場合があります。
    • PICSI(ピクシー)正式名称:ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術
      ヒアルロン酸に付着した成熟精子を選択して顕微授精を行う方法。受精卵の発育改善や流産率の低下が期待される。
    • hCG正式名称:ヒト繊毛性ゴナドトロピン
      排卵を促すための注射薬。この注射により卵子の最終成熟を起こします。また、高温相で着床を促すために投与する場合もあります。
    • HMG正式名称:ヒト閉経後ゴナドトロピン
      卵胞を発育させるための注射薬。月経初期に大量投与すると、卵巣過剰刺激症候群という、卵巣が腫れ、腹水が溜まるといった副作用を生じることがあります。
    • 風疹抗体検査
      風疹抗体の有無を調べる検査
    • フーナーテスト
      性交後の子宮頸管粘液の中にある精子の状態を見る検査
      性交後テストとも呼ばれており、排卵日近くに検査の3~5時間くらい前に性交渉をし、頸管粘液内の精子の状態をみる検査です。
    • ヘモグロビン末梢血液一般検査
      赤血球の中に含まれるタンパク質
    • 麻疹抗体検査
      麻疹抗体の有無を調べる検査
    • 慢性子宮内膜炎検査正式名称:CD138陽性細胞/慢性子宮内膜炎検査
      慢性子宮内膜炎とは、子宮内膜の基底層の持続する炎症であり、急性子宮内膜炎とは病態が異なり、ほとんどは無症状です。
      慢性子宮内膜炎は、着床障害や反復流産の原因となりうると言われています。
      炎症症状が慢性的になり、感染が持続することで、免疫活動が活発化、子宮内膜内の免疫異常や脱落膜障害を喚起、受精卵を異物として攻撃してしまう可能性が指摘されています。
      CD138陽性細胞が複数個確認された場合は、抗生物質で治療していきます。
    • IVM正式名称:未成熟卵体外熟
      成熟卵ではなく未熟卵を採卵する方法。体外環境で成熟させ、受精させます。
    • ムンプス(おたふく)抗体検査
      ムンプス抗体の有無を調べる検査
    • FT正式名称:卵管鏡下卵管形成術
      卵管の狭窄や閉塞などの卵管通過障害がある場合、円筒状の構造をしたバルーンカテーテルを用い、卵管全域に対し卵管内腔を観察すると同時に、卵管閉塞や癒着による内腔の狭窄を解除する方法です。
    • OHSS正式名称:卵巣過剰刺激症候群
      排卵誘発剤によって起きる副作用。
      強い痛みを伴う、中等量以上の腹水が貯まって尿量が減少してくるなどの重症例では、血液の濃縮が起こり血栓症を引き起こす場合もあります。
    • FSH正式名称:卵胞刺激ホルモン
      卵胞を刺激してエストロゲン(卵胞ホルモン)の産生を促します。FSHの刺激を受け、卵胞の発育に伴ってエストロゲンが分泌され、エストロゲンは子宮内膜を厚くし、妊娠の準備をしていきます。
    • レスキュー顕微授精
      体外受精後にさらに顕微授精を行う方法。受精率が極端に低い可能性がある場合に限り実施します。
    • TCR正式名称:レゼクト
      経頚管的子宮鏡下で内膜ポリープや粘膜下筋腫を摘出、切除する方法。
    • ロング法
      予定生理の1週間前から採卵前々日の朝まで、連日GnRHアゴニスト製剤の点鼻スプレーを使用し、生理3日目からFSH(HMG)の排卵誘発剤を使用する方法です。
      GnRHアゴニストを長期間使用することで、ゴナドトロピン(FSH、LH)の濃度を下げ、コントロールしやすくします。
      新たに発育する卵を均一化するという利点があり、卵巣機能の高い方に向いています。
    • ABO式血液型
      血液型
    • AIH正式名称:人工授精
      排卵日に合わせて洗浄濃縮した元気な運動精子のみを直接子宮内に入れる方法です。
    • AMH正式名称:抗ミュラー管ホルモン
      成長過程にある卵胞性の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンで、卵巣の予備機能力(卵巣内に現在存在する細胞の数)を知るマーカーとして使用されています。自分の卵巣は何歳の時の卵巣予備機能と同じであるかを推測します。
    • ART正式名称:生殖補助医療技術
      生殖補助医療とは、Assisted Reproductive Technology : ART
      体外受精をはじめとする、 卵子や精子を体外に取り出して行う不妊治療です。
    • BBT正式名称:基礎体温表
      早朝覚醒時に口腔内で検温した体温です。月経周期前半は低く、後半は0.3℃程度高い2相性のパターンを示します。
    • Blastocyst正式名称:胚盤胞
      胚培養5または6日目に見られる順調な受精卵の形態。胚盤胞に発育する可能性は約50%です。
    • B型肝炎検査
      B型肝炎感染の有無を調べる検査
    • C型肝炎検査
      C型肝炎感染の有無を調べる検査
    • 慢性子宮内膜炎検査正式名称:CD138陽性細胞/慢性子宮内膜炎検査
      慢性子宮内膜炎とは、子宮内膜の基底層の持続する炎症であり、急性子宮内膜炎とは病態が異なり、ほとんどは無症状です。
      慢性子宮内膜炎は、着床障害や反復流産の原因となりうると言われています。
      炎症症状が慢性的になり、感染が持続することで、免疫活動が活発化、子宮内膜内の免疫異常や脱落膜障害を喚起、受精卵を異物として攻撃してしまう可能性が指摘されています。
      CD138陽性細胞が複数個確認された場合は、抗生物質で治療していきます。
    • E2正式名称:エストラジオール
      卵胞ホルモンの中で性成熟期に主に働き、最も活性が強いです。子宮に働き内膜を増殖させ頸管粘液の分泌を高めます。
    • Embryo正式名称:胚
      受精卵の別称。受精卵=胚。
    • EMMA/ALICE
      (エマ/アリス)
      正式名称:子宮内細菌叢検査
      子宮内細菌叢(子宮内フローラ)のバランスが悪いと、着床障害、反復流産の原因となる可能性があります。子宮内マイクロバイオーム検査(EMMA)では、子宮内細菌叢のバランスを調べ、感染性慢性子宮内膜炎検査(ALICE)では、慢性子宮内膜炎の原因菌の有無を調べることができます。
    • ERA(エラ)正式名称:子宮内膜着床能検査
      良好胚を移植したのに着床に至らない方、着床に適した時期を知りたい方、胚移植を行うタイミングを把握したい方に検査を行う事が出来ます。
      移植と同じ状況を作り、移植日となる日に子宮内膜を取って検査します。
    • FSH正式名称:卵胞刺激ホルモン
      卵胞を刺激してエストロゲン(卵胞ホルモン)の産生を促します。FSHの刺激を受け、卵胞の発育に伴ってエストロゲンが分泌され、エストロゲンは子宮内膜を厚くし、妊娠の準備をしていきます。
    • FT正式名称:卵管鏡下卵管形成術
      卵管の狭窄や閉塞などの卵管通過障害がある場合、円筒状の構造をしたバルーンカテーテルを用い、卵管全域に対し卵管内腔を観察すると同時に、卵管閉塞や癒着による内腔の狭窄を解除する方法です。
    • hCG正式名称:ヒト繊毛性ゴナドトロピン
      排卵を促すための注射薬。この注射により卵子の最終成熟を起こします。また、高温相で着床を促すために投与する場合もあります。
    • HIV抗体検査
      HIV(性感染症)感染の有無を調べる検査
    • HMG正式名称:ヒト閉経後ゴナドトロピン
      卵胞を発育させるための注射薬。月経初期に大量投与すると、卵巣過剰刺激症候群という、卵巣が腫れ、腹水が溜まるといった副作用を生じることがあります。
    • HSG正式名称:子宮卵管造影検査
      子宮卵管造影検査で卵管の閉塞や狭窄などによる不妊の原因を見つけるための検査
      造影剤を通すことで軽い癒着は通ることもあり、治療にもなる検査です。
    • ICSI正式名称:顕微授精
      卵子内に精子を人為的に注入する方法です。
    • IVF正式名称:体外受精
      卵子と精子を共培養し受精を待つ方法。体内で起こる受精反応と近くなります。
    • IVF-ET正式名称:体外受精-胚移植法
      体外にて受精させ培養した受精卵を子宮内に入れる処置。胚移植、移植、ET等、簡単に表現されることが多いです。
    • IVM正式名称:未成熟卵体外熟
      成熟卵ではなく未熟卵を採卵する方法。体外環境で成熟させ、受精させます。
    • LH正式名称:黄体化ホルモン
      卵胞が育ってくると、LH(黄体化ホルモン)が、卵胞を成熟させ、排卵へと導きます。
      この、排卵前のLHの放出をLHサージと呼んでいます。
    • LUF正式名称:黄体化非破裂卵胞
      排卵が起こらずに卵胞から黄体が形成された状態です。黄体ホルモンは分泌されるため基礎体温は2相性になり月経を認めます。
    • MD-TESE正式名称:顕微鏡下精巣内精子採取
      外科的処置により、精巣内から精子を回収する方法。顕微鏡下にて精子回収が期待できる精巣組織を選んで回収します。
    • OHSS正式名称:卵巣過剰刺激症候群
      排卵誘発剤によって起きる副作用。
      強い痛みを伴う、中等量以上の腹水が貯まって尿量が減少してくるなどの重症例では、血液の濃縮が起こり血栓症を引き起こす場合もあります。
    • IVF正式名称:体外受精
      IVF-ET正式名称:体外受精-胚移植法
      卵子と精子を共培養し受精を待つ方法。体内で起こる受精反応と近くなります。
    • IVF-ET正式名称:体外受精-胚移植法
      体外にて受精させ培養した受精卵を子宮内に入れる処置。胚移植、移植、ET等、簡単に表現されることが多いです。
    • P4正式名称:黄体ホルモン・プログステロン
    • PCO正式名称:多嚢胞性卵巣
      超音波検査で卵巣に小卵胞を多数(少なくとも一方で10個以上)認めること。
    • PCOS正式名称:多嚢胞性卵巣症候群
    • PGT-A正式名称:着床前胚染色体異数性検査
      受精卵の染色体の数を調べる検査。着床前検査とも呼称される。着床前つまり受精卵の染色体の数を調べることで着床不全や流産のリスクが減ると報告されています。
    • PICSI(ピクシー)正式名称:ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術
      ヒアルロン酸に付着した成熟精子を選択して顕微授精を行う方法。受精卵の発育改善や流産率の低下が期待される。
    • POF正式名称:早発卵巣不全
    • SEET法正式名称:子宮内膜刺激胚移植法
      凍結胚盤胞の移植前に、培養液にて内膜を刺激する方法。移植の約2日前に培養液を子宮に注入します。
    • TCR正式名称:レゼクト
      経頚管的子宮鏡下で内膜ポリープや粘膜下筋腫を摘出、切除する方法。
    • TESE正式名称:精巣内精子採取
      外科的処置により、精巣内から精子を回収する方法。射出精液内に精子が存在しない場合や極端に少ない場合に行います。
    • Zona free法正式名称:透明帯完全除去法
      受精卵の殻の役割を果たす透明帯を全て除去し移植する方法。胚盤胞のみ対象です。
    • Zymot(ザイモート)正式名称:膜構造を用いた生理学的精子選択術
      小さい特殊な穴が空いたフィルターで精子選別を行う方法。形態・運動性が良好な精子を回収し受精を行うことが可能。従来法よりも精子への物理的ダメージを軽減させることができる。

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      • お問合せフォームから正常に送信された場合は以下のメッセージが表示されます。
        『自動でお問い合わせ受付メールを返信いたしました』

      • 自動返信メールが届かない場合は、メールの受信許可の設定をご確認ください。

      着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)

      当院は日本産科婦人科学会の着床前胚染色体異数性検査(PGT-A) ならびにPGT-SR(着床前胚染色体構造異常検査)実施承認施設です。

      「受精卵の染色体の数や構造が正しいかどうか」は、受精卵の見た目では判別できず、異常があると子宮内に移植をしても着床できなかったり、着床しても妊娠初期に流産の可能性が高くなります。
      PGT-AやPGT-SRは、体外受精で得られた受精卵(胚盤胞)の胎盤になる細胞のごく一部を採取し解析を行うことで、移植あたりの妊娠率を高め、流産率を低くすることを目的とした検査です。
      これまで特別臨床研究の枠組みで行われてきましたが、2022年9月より、日本産科婦人科学会の新たな見解に沿って実施されることになります。

      対象となる方

      • 過去の体外受精―胚移植で2回以上臨床的妊娠(赤ちゃんの胎嚢確認まで)が成立していない方
      • 過去に2回以上の臨床的流産(赤ちゃんの胎嚢確認後)を経験した方
      • ご夫婦のいずれかに染色体構造異常がある方
      • 詳細は診察時に確認させていただき、対象外と判断される場合もあります。

      検査の流れ

      1. 当院を受診されたことがある方、まだ受診されていない方いずれの場合でも、医師の診察を受け、適応の確認をさせていただきます。
      2. 日本産科婦人科学会で作成された、説明動画を視聴していただき、チェックシートで理解度を確認していただきます。
      3. ご夫婦で遺伝カウンセリングを受けていただきます。
      4. 当院で採卵を行い、胚盤胞に成長した受精卵の細胞のごく一部を採取して検査を行います。
        (採取後の受精卵はいったん凍結保存します)
      5. 検査結果により、正常な受精卵を融解し胚移植を行います。

      注意事項

      1. 保険適応外の治療のため、採卵から検査、胚移植まで一通りの治療はすべて自費となります。
        • 当院で採卵を行い凍結してある受精卵を融解・培養して検査を行うことも可能ですが、保険診療で採卵した受精卵は対象となりません。
      2. 検査には受精卵の一部を採取する必要があり、何らかのダメージを伴う可能性があります。
      3. この検査によって完璧な診断が行えるわけではありません。
        検査の解析精度や、受精卵以外の流産要因なども十分ご理解いただいたうえで行っています。

      プレコンセプション検査

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      • お忙しい方でも好きな時間にネットから予約が取れます。
      • ご来院は、検査当日のみです。
        • オプション検査希望時はその限りではありません。
      • カップルが同日に男性Cコース、女性Bコースの検査を受けた場合、カップル割引があります。
      • 検査結果は、4週間ほどでご自宅へ郵送にてお届けいたします。

      女性の検査コース(月経中を避けて予約)

      コース33,000円(税込)

      妊娠する前に知っておきたい性感染症検査、肝炎ウィルス検査、風疹・麻疹抗体検査などの採血検査を含めたコースです。抗体検査の結果により、事前に予防接種が必要か知ることができます。また、卵巣に残っている卵子の数の目安を知ることができます。月経中を避けてご予約ください

      • AMH(卵巣予備能)
      • 精子不動化抗体
      • クラミジア抗体検査
      • B型肝炎検査
      • C型肝炎検査
      • 梅毒検査
      • HIV抗体検査
      • 水痘抗体検査
      • 風疹抗体検査
      • 麻疹抗体検査
      • 末梢血液一般検査
        (白血球、赤血球、ヘモグロビン、血小板)
      • ABO式血液型
      • Rho(D)因子
      • 全て採血

      コース44,000円(税込)

      Aコースに加えて、超音波検査、妊娠前、妊娠中に影響するといわれるビタミンD、ホモシステインを調べるスペシャルコースです。月経中を避けてご予約くださいカップルプラン対象

      • AMH(卵巣予備能)
      • 精子不動化抗体
      • クラミジア抗体検査
      • B型肝炎検査
      • C型肝炎検査
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      • HIV抗体検査
      • 水痘抗体検査
      • 風疹抗体検査
      • 麻疹抗体検査
      • 末梢血液一般検査
        (白血球、赤血球、ヘモグロビン、血小板)
      • ABO式血液型
      • Rho(D)因子
      • 血糖検査
      • 25-OHビタミンD
      • 総ホモシステイン
      • 超音波(エコー)検査
      • 超音波検査以外採血

      男性の検査コース(推奨禁欲期間:2~4日)

      コース8,800円(税込)

      精液検査
      男性の妊孕能(妊娠のしやすさ)を判断するための基本的なコースです。
      精液中の精子の濃度、運動率、正常精子形態率を調べることによって、治療の必要性をある程度予測することができます。

      • 精液検査

      コース18,700円(税込)

      精液検査 + 酸化ストレステスト
      基本的な精液検査に加えて、精子の酸化ストレス(精子の質)を調べるコースです。
      酸化ストレスは、2021年7月にWHO(世界保健機構)により、新しい評価項目として高度精液検査のひとつに加えられました。
      酸化ストレス値が高いと、妊娠しづらくなる原因と考えられています。

      • 精液検査
      • 精子酸化ストレス検査

      コース33,000円(税込)

      精液検査 + 酸化ストレステスト + 血液検査
      Bコースに加えて、パートナーが妊娠する前に知っておきたい性感染症検査、肝炎ウィルス検査、風疹・麻疹抗体検査などの採血検査を含めたスペシャルコースです。抗体検査の結果により、事前に予防接種が必要か知ることができます。カップルプラン対象

      • 精液検査
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      • クラミジア抗体検査
      • B型肝炎検査
      • C型肝炎検査
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      男性Cコース 33,000円⇒
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      • 割引適応は同日受診に限ります
        予約を同日に取ったものの、当日にどちらかが受診できなかった場合は、割引は適応されません。

      オプション(価格はすべて税込です)

      女性

      • 子宮卵管造影検査(後日実施) 19,800円
        ⇒クラミジア抗体検査陰性確認後、月経開始7日目~11日目以内で行ないます。
      • 超音波(エコー)検査(当日実施) 6,600円
      • 子宮頸部がん検診(当日実施) 7,700円

      男性

      • 超音波(エコー)検査(後日実施) 5,500円
        ⇒当院の男性不妊外来に受診していただきます。
        (診療日:第1・第3土曜日 ※変更の場合があります)
      • 検査日と同日の男性不妊外来は受診できません。
        検査後に男性不妊外来のご予約をお願いいたします。
      • オプション希望の方は、検査当日受付にてお申し込みください。

      仙台市 不妊検査費助成事業について

      • 当院のプレコンセプション検査は不妊助成制度に該当します。
      • 仙台市の不妊検査費助成事業について
        ご案内はこちら
      • 仙台市外にお住まいの方は、各市町村にご確認ください。

      予約の方法とWEB問診の入力について
      ※必ずお読みください

      1. 予約システムのご利用登録・予約
      2. web予約はこちらからweb予約はこちらから

        初めにご利用登録を行い、その後に診療科「ARTクリニック」、来院目的「プレコンセプション検査」の項目で予約を行ってください。

        • 当院はお子様連れで院内にお入り頂くことができません。
          プレコンセプション検査時にはキッズルームのご利用ができませんのでご了承ください。
      3. WEB問診入力
      4. 女性はこちらから女性はこちらから男性はこちらから男性はこちらから
        • 来院日2日前までに必ず登録してください。
          WEB問診が難しい方は検査当日、予約30分前にご来院ください。
        • 登録所要時間は約15分~20分です。システム上、入力途中で一旦保存する機能がありませんので、お時間に余裕を持って問診表を登録していただく事をお勧めします。
        • 数字は半角でご入力願います。
        • 登録上、不具合が生じた場合には診療時間内に電話でお問い合わせください。
      5. 最終月経日の更新
      6. 予約システムにて最終月経の更新を行ってください。

        【WEBで更新の方】

        1. 予約システムにログインしTOP画面のを選択する。
        2. 左上のメニューを選択する
        3. “各種設定” → “最近の月経開始日の入力”を選択し、月経開始日を入力する。
      7. 検査当日
      8. 【検査時にお持ちいただくもの】

        • 健康保険証、もしくはマイナンバーカード
        • 正面玄関に入って右手にございますエレベーターにて、4Fにお越しください。
        • 受付にて、健康保険証もしくはマイナンバーカードのご提示をお願いいたします。
        • ご来院時間が遅れる場合には、必ず病院へご連絡を願いいたします。
          15分以上遅れる場合、当日に診察をお受けできないことがあります。
        • 初診来院までにご不明な点等ございましたら、診療時間内にお電話にてお問合せをお願いします。

        ご予約は患者様の診療時間を確保する目的であり、診療開始時間をお約束するものではありません。診療状況や診察内容により、やむを得ず待ち時間が生じる可能性がございます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

        *ご不明な点がある方

        受付時間:月曜~土曜日(水曜午後を除く)8:30~17:30にお電話ください。

      治療費用について

      • 保険適用には「治療計画」が必要になりますので、計画時にはお二人で来院をお願いします。
      • 保険適用には婚姻、事実婚(認知必須)が条件です。
        [婚姻確認の為、住民票(続柄入)か戸籍謄本をご持参ください]
      • ART (高度生殖医療) で保険適用には年齢制限があり、43 歳未満までとなっております。
        [40 歳未満 計 6 回まで、43 歳未満 計 3 回までとなります]
        [回数のカウントは「移植」の実施回数を基準とし、「採卵」の実施回数ではありません]
      • 採卵に回数制限はありませんが、保険診療で作成した余剰胚凍結がある場合、それを使用(融解胚移植)しませんと、次回の採卵は保険適用されません。
      • 保険診療と自費診療の混合診療は行っておりません。
      • 高額療養費限度額制度をご利用いただけます(所得制限あり)
        • 詳しくはご自身が加入している保険者にご確認ください。

      一般不妊治療の費用

      項目 点数(点) 3 割負担 内容
      卵管の検査
      卵管鏡下卵管形成術 46410 139,230 円 片側卵管の場合
      • 実際には片側卵管だけの場合 15 万程掛かります
        両側卵管の場合は 30 万程掛かります
      項目 点数
      (点)
      3 割負担
      内容
      一般不妊治療・人工授精
      一般不妊治療管理料 250 750 円 一般不妊治療を計画管理する
      • 3 ヶ月に 1 回算定
      • 6 ヶ月に 1 度同意確認
      人工授精 1820 5,460 円 子宮の中に精子を注入する方法
      対象
      • 精子、精液の量的、質的異常
      • 射精障害、性交障害
      • 精子‐頸管粘液不適合
      • 機能性不妊
      • 人工授精には年齢、回数の制限はありません

      高度生殖補助医療の費用

      保険適用の場合

      • 保険適用料金概算の一例はこちら
      項目 点数(点) 3 割負担 内容
      ART
      生殖補助医療
      管理料
      生殖補助管理 1
      300 900 円 生殖補助医療を計画管理する
      条件
      • 毎回パートナーに対して同意を得る
      • 1 ヵ月に 1 回算定
      AMH
      抗ミュラー管ホルモン
      (AMH)
      597 1,790 円 内分泌学的検査(採血)
      卵巣の予備能力の目安
      • 6 ヶ月に 1 回
      採卵
      採卵術 3200 9,600 円 卵巣から卵子を回収する手術
      対象
      • 卵管性不妊
      • 男性不妊(閉塞性無精子症等)
      • 機能性不妊
      • 人工授精等が無効であった場合
      採卵術 1 個の場合 2400 7,200 円 基本の採卵術に加算
      • 3200 点(9,600 円)にとれた卵子の数に応じて加算
      2-5 個の場合 3600 10,800 円
      6-9 個の場合 5500 16,500 円
      10 個以上の場合 7200 21,600 円
      受精
      体外受精・顕微授精管理料
      体外受精
      3200 9,600 円 体外受精のみであれば体外受精分のみ
      顕微授精 1 個の場合 3800 11,400 円 顕微授精のみであれば顕微授精分のみ
      • 同時に行った場合
        4200 点の半分に顕微授精の点数を合算
        (2100 点+顕微授精の点数)
      2-5 個の場合 5800 17,400 円
      6-9 個の場合 9000 27,000 円
      10 個以上の場合 11800 35,400 円
      採取精子調整
      管理料
      5000 15,000 円 精巣内精子採取(TESE)由来精子使用の場合 ※
      卵子調整加算 1000 3,000 円 卵子活性化処理を実施した場合 ※
      • 体外受精・顕微授精管理料に加算されます
      • 新鮮精子を使用して体外受精・顕微鏡授精を実施した場合、新鮮精子加算として1000点所定点数に加点されます
      項目 点数(点) 3 割負担 内容
      培養
      受精卵・
      胚培養管理料
      1 個の場合 4500 13,500 円 得られた受精卵を初期胚まで育てた個数
      2-5 個の
      場合
      6000 18,000 円
      6-9 個の
      場合
      8400 25,200 円
      10 個以上の
      場合
      10500 31,500 円
      受精卵・
      胚培養管理料
      胚盤胞
      1 個の場合 1500 4,500 円 胚盤胞を目標に初期胚から培養した個数
      2-5 個の
      場合
      2000 6,000 円
      6-9 個の
      場合
      2500 7,500 円
      10 個以上の場合 3000 9,000 円
      胚凍結
      胚凍結保存
      管理料
      導入時
      1 個の場合 5000 15,000 円 受精した卵(胚)を凍結保存する
      • 凍結する個数によって異なります
      2-5 個の
      場合
      7000 21,000 円
      6-9 個の
      場合
      10200 30,600 円
      10 個以上の
      場合
      13000 39,000 円
      胚凍結保存維持管理料 3500 10,500 円 受精した卵(胚)を凍結保存延長する
      • 個数に関わらず 1 年に 1 回算定
      • 3 年を限度
      胚移植
      胚移植術
      新鮮胚移植
      7500 22,500 円 受精した卵(胚)を子宮の中に戻す
      対象 
      治療開始の年齢が
      • 40 歳未満 6 回
      • 40 歳-43 歳未満 3 回
      胚移植術
      凍結・融解胚移植
      12000 36,000 円 受精した卵(胚)を子宮の中に戻す
      対象 
      治療開始の年齢が
      • 40 歳未満 6 回
      • 40 歳-43 歳未満 3 回
      胚移植術
      アシステッドハッチング
      1000 3,000 円 受精卵の殻からの孵化を助けることを目的
      胚移植術
      高濃度ヒアルロン酸含有培養液
      1000 3,000 円 子宮内膜への着床を助けることを目的

      保険適用外の場合

      項目 金額(税込)
      採卵
      採卵
      (麻酔は別途)
      1 個の場合 67,760 円
      2-5 個の場合 82,280 円
      6-9 個の場合 105,270 円
      10 個以上の場合 125,840 円
      採れなかった場合 38,720 円
      採卵準備料(採卵当日中止の場合) 33,000 円
      採卵
      体外受精 38,720 円
      顕微授精 1 個の場合 45,980 円
      2-5 個の場合 70,180 円
      6-9 個の場合 108,900 円
      10 個以上の場合 142,780 円
      • 同時に行った場合体外受精は半額+顕微授精分を合算
        精巣内精子採取(TESE)由来精子使用の場合上記金額に\60,500(税込)加算されます(初回のみ)
        卵子活性化処理を実施した場合上記金額に\12,100(税込)加算されます
      項目 金額(税込)
      培養
      受精卵胚培養料 1 個の場合 54,450 円
      2-5 個の場合 72,600 円
      6-9 個の場合 101,640 円
      10 個以上の場合 127,050 円
      受精卵胚培養料
      胚盤胞(上記に加算)
      1 個の場合 18,150 円
      2-5 個の場合 24,200 円
      6-9 個の場合 30,250 円
      10 個以上の場合 36,300 円
      新鮮精子使用料 12,100 円
      胚凍結
      胚凍結 1 個の場合 60,500 円
      2-5 個の場合 84,700 円
      6-9 個の場合 123,420 円
      10 個以上の場合 157,300 円
      胚凍結保存維持管理料 42,350 円
      胚移植
      胚移植術 新鮮胚移植 90,750 円
      凍結受精卵融解技術料 60,500 円
      凍結融解胚移植 84,700 円
      受精卵再凍結保存料 33,000 円
      アシステッドハッチング 12,100 円
      高濃度ヒアルロン酸含有培養液 12,100 円

      先進医療の項目

      項目 金額/対象
      自費診療の場合は課税
      検査
      子宮内膜受容能検査(ERA) 114,000 円
      反復着床不成功
      子宮内細菌叢検査(EMMA/ALICE) 66,000 円
      反復着床不成功・反復流産
      体外受精
      タイムラプス培養 33,000 円
      体外受精を実施する方
      ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術
      (PICSI:ピクシー)
      25,000 円
      反復流産・受精卵の発育不良
      膜構造を用いた生理学的精子選択術
      (Zymot:ザイモート)
      25,000 円
      反復着床不成功・受精卵の発育不良
      胚移植
      SEET法(子宮内膜刺激法) 22,000 円
      反復着床不成功
      子宮内膜スクラッチ 15,000 円
      反復着床不成功
      二段階胚移植 新鮮胚移植 75,000 円 反復着床不成功
      凍結胚移植 120,000 円

      先進医療

      不妊治療が保険適用化したものの、自費診療と併用する混合診療ができず、逆に費用負担増となる…。
      このような課題に対応できるのが保険診療と併用できる「不妊治療の先進医療」です。

      自費診療と違って、保険診療との混合診療が可能な先進医療は、現在は保険適応外の治療ではあるものの、将来的に保険導入することを前提にした医療技術です。

      厚生労働省のホームページに記載されています。少し難しい言葉で書かれていますが、理解が深まるかと思いますので詳しくはそちらをご覧ください。
      引用:厚生労働省の/先進医療の概要について

      先進医療を受けることが出来る場合、「保険診療との混合診療が可能であること」によって、不妊治療の費用負担を下記のように最小限に抑えられます。

      • 保険診療にかかる治療→自己負担3割
      • 先進医療にかかる治療→全額自己負担

      先進医療が受けることのできない場合、保険診療との混合診療になる為、保険診療に係る全ての治療費も含め、全額自費診療になります。

      先進医療適用項目

      2024年7月現在の当院での「先進医療適用」は以下のようになります。

        検査
      • 子宮内膜受容能検査(ERA)
      • 子宮内細菌叢検査(EMMA/ALICE)
      • 検査の先進医療について詳細はこちらをご覧ください
        体外受精
      • タイムラプス培養
      • ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI:ピクシー)
      • 膜構造を用いた生理学的精子選択術(Zymot:ザイモート)
        胚移植
      • SEET法(子宮内膜刺激法)
      • 子宮内膜スクラッチ
      • 二段階胚移植
      • 体外受精・胚移植の先進医療について詳細はこちらをご覧ください

      男性不妊外来

      保険適用の場合

      項目 点数(点) 3 割負担 内容
      日帰り手術
      Y染色体微小欠失検査 3770 11,310円 男性不妊の検査
      • 患者1人につき1回限り
      • PCR-rSSO法により測定した場合
      精巣内精子採取術
      単純なもの
      ( simple TESE)
      12400 37,200円 精巣から精子を採取する手術
      対象
      • 閉塞性無精子症
      • 非閉塞性無精子症
      • 射精障害で他の方法での精子採取が難しいと判断した場合
      精巣内精子採取術
      顕微鏡を用いたもの
      (MD-TESE)
      24600 73,800円 精巣から精子を採取する手術
      対象
      • 非閉塞性無精子症
      • 他の方法での精子採取が難しいと判断した場合
      採取精子調整管理料 5000 15,000円 精巣内精子採取術使用の場合※
      胚凍結保存管理料導入時 イ)精巣内精子採取術で
      採取された
      精子の凍結
      1500 4,500 円 精子の凍結保存を開始時
      対象
      • 精巣内精子採取によって得られた精巣内精子
      • 高度房精子症患者における射出精子
      ロ) イ以外の場合 1000 3,000 円
      精子凍結保存維持管理料 700 2,100 円 凍結精子の保存に係る維持管理
      • 医療上必要があると認められない患者都合による精子の凍結は22,000円(税込) 選定療養費

      保険適用外の場合

      項目 金額(税込)
      日帰り手術
      顕微鏡下精索静脈低位結紮術(バリックス) 242,000円
      精巣内精子移送保管料 22,000円
      精子凍結料 22,000円