ブログカテゴリー: ドクターコラム

皆さま、こんにちは。
仙台ARTクリニック 医師部の片桐といいます。
早速ですが、『遺伝カウンセリング』をご存知でしょうか?私は先日、札幌医科大学で開催された遺伝カウンセリング研修会に参加してきました。

『遺伝カウンセリング』は、遺伝性疾患の患者さんやその親族、あるいは遺伝について不安や悩みを抱えている方々を対象としています。そういった方々やそのご家族のお話しをうかがいながら、遺伝に関する情報・心理的サポートの提供を行い、その後診断を受けるべきか否か、また治療法をきめるためのお手伝いをすることです。

実際、遺伝学的検査の普及に伴い、遺伝カウンセリングが必要とされる場面が急増しているといわれています。
具体的なところでは産婦人科に関連するものとしては、最近マスコミでも登場する出生前診断や着床前診断も含まれます。また、以前ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、がんの予防のために、2013年に両方の乳房、2015年3月には卵巣・卵管の切除を公表して話題となりました。この際の遺伝性乳がん卵巣がん症候群も対象とされています。

挙げた以外でも様々な疾患などが対象となっています。もし気になることや不安なことがあれば遠慮なく声をかけていただければと思います。


医師 片桐