皆さんこんにちは 理事長の吉田です。
私は当院の医療技術部のスタッフ2名と一緒に、5月25~26日に広島市で開催された第60回日本卵子学会学術集会に参加し、講演も行ってきました。
全国的に夏日の予想がされていた週末で、広島市内も会場の外はジリジリと夏を思わせる2日間でした。学会のあった広島国際会議場は平和記念公園内に位置し、早朝に公園内を散策した際には今日の平和を改めてありがたく思いました。
私の講演では「体外受精の創成期からART最新の進歩と将来への展望」と題しARTの歴史や最新のART、そしてこれからについてお話しました。
皆さんは、日本で初めて体外受精による妊娠出生が成功したのは東北大学医学部産婦人科であることをご存じでしたか?海外でも稀にしか成功していなかった時代のお話です。そのためここ仙台はARTの聖地と呼ばれています。いわゆるパワースポットですね。
皆さま、こんにちは。
仙台ARTクリニック 医師部の片桐といいます。
早速ですが、『遺伝カウンセリング』をご存知でしょうか?私は先日、札幌医科大学で開催された遺伝カウンセリング研修会に参加してきました。
『遺伝カウンセリング』は、遺伝性疾患の患者さんやその親族、あるいは遺伝について不安や悩みを抱えている方々を対象としています。そういった方々やそのご家族のお話しをうかがいながら、遺伝に関する情報・心理的サポートの提供を行い、その後診断を受けるべきか否か、また治療法をきめるためのお手伝いをすることです。
実際、遺伝学的検査の普及に伴い、遺伝カウンセリングが必要とされる場面が急増しているといわれています。
具体的なところでは産婦人科に関連するものとしては、最近マスコミでも登場する出生前診断や着床前診断も含まれます。また、以前ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、がんの予防のために、2013年に両方の乳房、2015年3月には卵巣・卵管の切除を公表して話題となりました。この際の遺伝性乳がん卵巣がん症候群も対象とされています。
挙げた以外でも様々な疾患などが対象となっています。もし気になることや不安なことがあれば遠慮なく声をかけていただければと思います。
医師 片桐