こんにちは♪看護部です!
今回のテーマは体重管理について、第1弾です。
当院では現在BMI18.5未満の方と28以上の方に月1回の体重測定と体重指導を実施し、必要時栄養指導などをご案内させていただいております。
Q:不妊治療に体重管理は必要なの?
A:実は大ありなのです!
本来妊娠するためには
適量の脂肪
が必要です。
脂肪組織から分泌されるレプチンの働きには
☆卵巣機能を活発にする☆
☆エストロゲンの産生を促す☆
☆食欲を抑え脂肪の増殖を抑える☆
があります。
標準を超える脂肪では
①卵巣の皮が分厚くなって卵子がうまく育たない
②排卵しにくくなる
③排卵した時に卵子が卵管に取り込まれにくくなる
痩せすぎの人
生殖よりも生命維持を優先するため、脳が妊娠に関わるホルモンの分泌を減らしてしまいます。
男性の肥満と痩せも不妊に関連します
男性ホルモンに異常が起き、精子の産生、量や動きDNA情報に影響するため妊娠率の低下につながります。
体重管理は自分でできる不妊治療です。
そしてこれは肥満や痩せすぎに関わらず妊活をするすべての方が対象です。
なぜなら体重管理のための食事や運動は体質改善に繋がるからです。
第2弾のテーマは味覚リセットです。