テーマ: 看護部より
生殖機能と概日リズム
妊娠と体内時計の関係って?
こんにちは!看護部です🌸
これまで「自分でできる不妊治療」として、体質改善のヒントをお届けしてきました。今回は第3弾!テーマは…「生殖機能と概日リズム」です。
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと
「体内時計を整えることで、妊娠しやすい体づくりにつながります」
🌙概日リズムってなに?
「概日リズム(サーカディアンリズム)」とは、私たちの体に備わっている約24時間周期のリズムのことで睡眠・覚醒、体温、ホルモン分泌など、さまざまな生理機能に関係しています。
- 朝になると自然に目が覚める
- 昼間は体温が高く、夜になると下がる
最近では、子宮にもこのリズムがあることが研究でわかってきています。
⚠️現代の生活がリズムを乱す?
現代のライフスタイルでは、こんなことが起こりがちです
- 朝食を抜く
- 夜遅くまでスマホやPCの光を浴びる
- 食事の時間がバラバラ
- 夜勤やシフト勤務
こうした生活習慣の乱れが、体内時計を狂わせてしまうことがあり、それが不妊のリスクにつながる可能性があると指摘されています。
実際に、不妊治療中の方を対象とした研究では:
- 毎日朝食を食べている人は、出生率が高く、流産率が低い
また、概日リズムが乱れていると、胎盤の形成がうまくいかないこともあるとされており、妊娠の維持にも関係しているのです。
🌞今日からできる!体内時計を整える4つの習慣
妊娠しやすい体づくりのために、まずは体内時計を整えることから始めてみませんか?
- 朝起きたら日光を浴びる
- 起床後1時間以内に朝食をとる
- 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
- 夜はスマホやPCの光を控えめに
もちろん、仕事や生活スタイルによって難しいこともあると思います。
でも、できることから少しずつ意識してみることで、体はちゃんと応えてくれますよ🌱
💬最後に
「自分でできる不妊治療」は、日々の小さな積み重ねから。
体内時計を整えることは、妊娠だけでなく、心と体の健康にもつながります。