患者さまの声

スタッフブログ

皆さんこんにちは、看護部です。
早いもので12月、今年もラストスパートですね。
断捨離、大掃除…やることリストがいろいろあると思いますが、皆さん無理せずやりましょう。

さて、今回は前回のブログでご案内した通り、「ビタミンE」と「ビタミンCとEの相乗効果」についてお伝えします。
ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つで、「強力な抗酸化作用」があります。
卵子の老化予防にもつながります。
また、アンチエイジング効果もある「妊娠ビタミン」「血管ビタミン」「ホルモン調整ビタミン」という別名も持っています。
妊娠前は、「排卵の促進」「卵巣重量の増加」「ホルモン調整」、妊娠時は、「胎盤の血流促進」、産後は、「ホルモン調整」「乳腺の血流促進」が挙げられます。
このようにビタミンEは、妊娠前から産後まで活躍してくれます。
ビタミンEの一日推奨基準量は6.0mgで、上限は、18~29歳は650mg(男性は800mg)、30~49歳は700mg(男性は900mg)と言われています。
ちなみに、平成30年国民健康・栄養調査による、一日摂取量の平均は、6.7mgでした。

ビタミンEのポイントとして…
①光に弱いため保存時は遮光しましょう。
②酸や熱に強いため調理による損失はほとんどありません。
③天然(食物由来)のビタミンEは「d-α-トコフェロール」、合成の(人工の)ビタミンEは「dl-α-トコフェロール」とパッケージに記載されます。
天然のビタミンEは合成のビタミンEに比べて効力が高いので、サプリメントを選ぶ際は天然のビタミンEにしましょう。

次に、ビタミンCとビタミンEの相乗効果についてお話します。
ビタミンCを単体で摂取しても役目が終わると尿中に排出されてしまいます。ビタミンEを一緒に摂取すると体内で有効利用され、抗酸化作用が持続されます。
逆も同様の効果があり、お互いWinWinな関係性にあると言えます。

前回のビタミンCに引き続きビタミンEのお話でしたが、是非一緒に摂取してお互いの良い点を持続出来るといいですね。
最後に、今年もあと少しで終わりますが、お身体に気を付けて元気にお過ごしくださいね。