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朝ごはん食べてますか?

東北の秋の紅葉は、あっというまに終わりを迎え、冬の気配を感じ始めています。
朝晩の気温が下がってきて、暖かい布団が気持ちよく、なかなか布団からでられない!
そんな時期こそ決まった時間に起きて朝食をしっかり食べることが大切です。

〈朝食の効果〉
活動の準備:朝食を食べると消化管が筋肉運動を始めるため体温を上昇させ、1日の活動の準備を整えます。
エネルギー源や栄養素の補給:寝ている間に使われたエネルギーや栄養素と午前中に使う為のエネルギーや栄養素を補充します。午前中しっかり活動できる状態を作りましょう。
便秘の予防:朝食を食べると排便のリズムが作られます。胃の中に物が入ってくると大腸が、蠕動運動を起こし便を直腸へ送り出します。朝食を食べないと生活リズムが乱れ、それが便秘の原因となることもあります。

〈朝食欠食の影響〉
欠食し食事回数が少なくなれば、結局、1回の摂食量が多くなり、この量を一定時間内に摂取しようとすると摂食のスピ-ドも早くなる。
早食いは満腹中枢(お腹がいっぱいと知らせる脳の信号)に信号がくる前に食べ終えるために過食してしまいます。

〈食習慣と生活習慣病〉
【肥満】過食、脂肪の過剰、朝食欠食、夜食
【高脂血症】肥満、脂質と糖分過剰、朝食欠食
【高血圧】肥満、食塩の過剰、ミネラル不足
【糖尿病】肥満、脂肪の過剰、過食

朝食欠食の理由には「時間がない」「食欲がない」「いつも食べない」など生活習慣が関係しています。
絵に描いたような朝食じゃなくてもいい!
まず最初は🍙おにぎりだけでもいいので朝食を食べる習慣をつけましょう!

肥満や生活習慣病が妊活~妊娠~分娩に深く関わっています。看護部で発行している『CANael』にワンポイント知識として掲載されているので読んでみて下さい。