患者さまの声

スタッフブログ

当院では、情報処理として一緒にお仕事をしていただける方を募集しております。 今回は「情報処理」のお仕事内容を公開いたしますので、興味のある方はぜひご応募ください。

仕事紹介

患者様の大事な卵子・精子・受精卵の情報を扱うお仕事です。
ART(生殖補助医療)治療の要とも言える培養室内で、胚培養士と一緒に受精卵観察の補助業務であるダブルチェックやデータの入力を行います。
また、治療によって得られた大事な卵子・精子・受精卵の凍結保存管理も行っており、保管期限更新のご案内をはじめ、更新・廃棄手続きも行います。
その他にも、病院全体の治療データの抽出や、患者様に提供するデータの集計、臨床研究におけるデータ管理、各種学会への症例登録、File Makerを使用したシステム管理等、チーム医療の一員としてデータ面で診療をサポートする役割を担っております。

一日の流れ
    【午前】
  • 受精卵観察のダブルチェック・データ入力
  • 精子調整業務のダブルチェック
  • 培養記録・融解記録作成
  • 凍結準備
  • 胚移植介助
    【午後】
  • 受精卵観察のダブルチェック・データ入力
  • 精子調整業務のダブルチェック
  • 顕微授精のダブルチェック・データ入力
  • 学会への症例登録
  • 凍結保存物管理業務
  • データ集計・資料作成
仕事風景①
仕事風景② 仕事風景③

バーコードによる検体照合と観察者・補助者による指差し確認

仕事風景④ 仕事風景⑤
教育プログラム

入職後は、先輩がマンツーマンで対応します。
不妊治療専門病院は宮城県内でも数少なく、ほとんどの方が未経験で入職されます。専門的な分野であることから、仕事で使用する言葉の意味や治療の流れなど、教育計画に基づきながらしっかりトレーニングを行っていきます。一度に全ての仕事を覚えるのではなく、ひとつ出来るようになったら、また次の業務と段階を踏み、トレーニング状況を確認しながら指導を行い、約1年程度で独り立ちを目指します。

どんな人が向いているの?

情報処理として、患者様に接する機会はあまりありませんが、医師をはじめ様々な職種を陰ながら支える縁の下の力持ちだと思っています。
不妊治療を受けている患者様が、笑顔に出会えるその日まで、医師をはじめスタッフ一丸となり治療に取り組んでおります。治療と言っても、皆さんが同じ治療を行うわけではなく、様々な場面でどんな治療方法が良いのかを選択しながら、オーダーメイドの治療を行っております。そんな時に、今までの治療成績を集計し、選択の一助となるデータをご提示できるように日々向き合っております。
データを正確に処理することはもちろんのこと、常に向上心を持ち、他スタッフとの連携を図りながら円滑にコミュニケーションを図れることも重要です。
また、パソコンを使用することが多いため、Microsoft Office(Excel・Word・Power point・Outlook)のスキルが必要です。特にExcelでフィルターや関数、データ分析が出来ると、仕事の幅が広がります。