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TTLBについて

皆さんこんにちは!最近寒い雨の日が続いていますね。5年ぶりの長雨とのことで、まだまだ梅雨明けには程遠いようです。2017年のように梅雨明け特定できず、なんとなく夏が終わってしまわなければいいなと思う今日この頃です。 


先日、看護スタッフが六本木で開催された「ナースのためのART医学セミナー2019」に参加してきましたのでその内容の一部、「TTLB」についてご報告をさせていただきます。


「TTLB」とは「Time To Live Birth」、つまり「元気な赤ちゃんが生まれるまでの所要時間」の事です。不妊治療を行っている専門施設での評価基準の一つに妊娠率が言えると思います。皆さんも、治療施設を決める上で妊娠率は気になるところだと思います。しかし、妊娠率は、数か月で妊娠した方も、5年治療をして妊娠した方も同じ期間に妊娠すれば1とカウントされます。そのため、新しい指標として「TTLB」が最近のトピックスになっています。不妊治療の目標は妊娠することではなく、元気な赤ちゃんを産み育てることです。「TTLB」を短縮することが、不妊治療を行う上で大事になってきています。


当院では、ご夫婦で悩みながら相談に来て下さった皆様に、私たちもお応えしたいと様々な取り組みをしております。その一つが、「コーディネート」です。必要な基礎検査を行い、トータル的にどういった治療方針がご夫婦にとって良いのか、医師とご夫婦でお話合いをさせていただいております。

また、コーディネートをふまえて様々な検査や治療を取り入れております。お気軽にご相談いただければと思います。


看護部