ブログカテゴリー: 看護部より

皆さんこんにちは、看護部です。

日が暮れるのが早くなり、涼しくなりだいぶ過ごしやすくなってきました。
油断して薄着で寝ると朝方寒くて目が覚めることがあります。服装も茶色や朱色等秋らしい装いも増えてきたように感じます。秋といえば、食欲の秋ですが、美味しい物を食べると幸せを感じます。


当院で採用しているビタミンDとDHEAについてご案内があります。
すでに処方されている方はお気づきかと思いますが、パッケージが変更になりました。 

ビタミンDはボトルからパウチに変更になりました。

ビタミンDは、近年、健全な妊娠や出産に大変重要な役割を担う脂溶性ビタミンであることが多くの研究で分かってきました。当院では初診私費採血にビタミンDが含まれています。

DHEAはボトルのデザインが変更になりました。
DHEAは、不妊治療においては、妊娠率の上昇、着床率の改善、流産率の低下、卵子の質の向上、などの報告があります。

内容量は変わりませんので今後ともよろしくお願いします。

何か質問がありましたらお声かけください。

                            看護部より
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仙台では暑い夏が終わり、やっと寝苦しい夜から解放されつつある今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。 

本日は、当院で行っているフリーラジカル検査についてご紹介したいと思います。
すでにたくさんの方にご利用いただいているのでもうご存じの方も多いかと思います。

当院では初診私費採血の中に含めさせていただいております。
これは採血で検査するもので、酸化ストレスと抗酸化力のバランスで健康度を測るものです。

ラジカル(活性酸素・フリーラジカル)はわたしたちの細胞や体内の代謝活動において作られ、生きるうえで必要なものです。しかし、以下のストレスで過剰に作られ、体がサビてしまします。
・ 激しい運動
・ 過剰なアルコール摂取
・ 喫煙
・ ストレス
・ 不規則な生活
・ 偏った食生活
・ 過剰な紫外線
などがからだをサビらせる原因になるといわれています。

呼吸をするだけで酸素を取り込んでいるので体が酸化することは避けられず、どんなに気を付けていても、大なり小なり酸化ストレスがあるものです。からだがサビたままですと、虚血性不整脈、心筋梗塞、高血圧などの心臓血管障害、急性胃粘膜障害、胃潰瘍、大腸炎、脂肪肝などの消化器疾患や認知症、糖尿病、しわ・しみなど様々な原因となります。

そういった酸化ストレスを打ち消し、身を守ってくれるのが抗酸化力です。これは正しい食生活や抗酸化食品、適度な運動習慣、良質な睡眠などで抗酸化力を高めることができます。
食品としては、
緑黄色野菜(パプリカ・パセリ・ブロッコリー・青菜類など)、フルーツ(キウイフルーツ・いちご・かんきつ類など)に含まれるビタミンC

植物油(ひまわり油・やし油・べに花油など)、種実類(ごま・アーモンド・ピーナッツなど)に含まれるビタミンE

プルーン・りんご・赤ワイン・コーヒー・緑茶・紅茶などに含まれるポリフェノール

海藻類(わかめ・のり・昆布など)、魚介類(桜えび・うるめいわしなど)、納豆などに含まれるミネラル類

緑黄色野菜やフルーツの黄色、オレンジ、赤色の色素成分。パプリカ、トマト、ホウレンソウ、ミカンなどに含まれるカロテノイド
ちなみに赤パプリカは特に抗酸化力が強いといわれているのですが、宮城県はパプリカの国内生産第1位なんですよ!

そのほかにも、抗酸化力を高める生活として、
・皮膚細胞でも活性酸素がつくられるため、紫外線をふせぐこと
・ストレスを受けると一時的に血流が悪くなり、回復するときに活性酸素が発生するため、ストレスをためないこと
・激しい運動は、呼吸量が増えるため活性酸素が生まれやすくなるため、運動は軽めにすること
・飲酒すると、アルコールを分解するときに活性酸素が発生するのでお酒はほどほどにすること
・抗酸化物質であるビタミンを破壊する成分が含まれているのでタバコを控えること
ちなみにタバコを1本吸うと、1日あたりで発生する量の約10万倍もの活性酸素を体内に生み出してしまうそうです。

健康と妊活はイコールの関係です。健康あってこその妊娠ですし、不健康な体は生命の維持がメインになるので妊娠するための力は後回しになってしまいます。これを機にご夫婦ともに健康についてお考えいただければと思います。

当院では、初診でご来院いただいた女性に検査のご案内しております。ご希望であれば再検査や、ご主人様も検査を受けることができますので、ご相談いただければと思います。

看護部
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皆さんこんにちは。

梅雨明けして、30℃超えの猛暑が続いて夏真っ盛りになってきました。今年は異常気象とも言われ、南フランスでは45℃超えの熱波を記録したり、メキシコでは異常な量の雹(ひょう)が1m近く積もったりと、日本だけでなく、世界レベルで様々な現象が報告されているようです。
過去の気候予測は成立しなくなっており、何が普通かは分からない時代にきているのかもしれません。
お互い、猛暑に負けないように体調管理をしっかりしましょう。

さて、本題に入ります。今回はメラトニンについて情報提供したいと思います。
以前より、生殖医療分野でメラトニンは注目されており、当院含め様々な不妊治療専門病院でサプリメントを取り入れていますので、すでにご存じの方もいらっしゃると思います。
メラトニンとは、脳の松果体から分泌されるホルモンで、日内リズムや睡眠と関連し、リラックスさせる作用があり、アンチエイジングや不眠症、時差ボケの解消にも利用されます。
不妊治療では、抗酸化作用やミトコンドリアへの影響が期待され、卵胞内で卵子を保護し、卵子の質の改善(変性卵の減少)や、受精率・妊娠率の上昇が報告されています。
また、核やミトコンドリアのDNA保護作用も持ち、免疫系の活性化、発がん抑制、うつ病の改善、肌を若く保つ、認知症やアルツハイマー病の予防・改善も報告されています。
重大な副作用はなく、依存性もない、とされています。

最後に…睡眠に関して悩まれている方は、メラトニンを利用するのも良いですが、その他、寝る直前の「ちょい食べ」もおすすめです。ヨーグルトやホットミルク、卵スープなど、たんぱく質を中心に少量食べます。そうすることで、就寝中の血糖値が安定し、睡眠の質がぐっと良くなるそうです。あくまでも「ちょい食べ」がおすすめですので、食べ過ぎないようにしたいですね。

看護部
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TTLBについて

皆さんこんにちは!最近寒い雨の日が続いていますね。5年ぶりの長雨とのことで、まだまだ梅雨明けには程遠いようです。2017年のように梅雨明け特定できず、なんとなく夏が終わってしまわなければいいなと思う今日この頃です。 


先日、看護スタッフが六本木で開催された「ナースのためのART医学セミナー2019」に参加してきましたのでその内容の一部、「TTLB」についてご報告をさせていただきます。


「TTLB」とは「Time To Live Birth」、つまり「元気な赤ちゃんが生まれるまでの所要時間」の事です。不妊治療を行っている専門施設での評価基準の一つに妊娠率が言えると思います。皆さんも、治療施設を決める上で妊娠率は気になるところだと思います。しかし、妊娠率は、数か月で妊娠した方も、5年治療をして妊娠した方も同じ期間に妊娠すれば1とカウントされます。そのため、新しい指標として「TTLB」が最近のトピックスになっています。不妊治療の目標は妊娠することではなく、元気な赤ちゃんを産み育てることです。「TTLB」を短縮することが、不妊治療を行う上で大事になってきています。


当院では、ご夫婦で悩みながら相談に来て下さった皆様に、私たちもお応えしたいと様々な取り組みをしております。その一つが、「コーディネート」です。必要な基礎検査を行い、トータル的にどういった治療方針がご夫婦にとって良いのか、医師とご夫婦でお話合いをさせていただいております。

また、コーディネートをふまえて様々な検査や治療を取り入れております。お気軽にご相談いただければと思います。


看護部
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皆さんこんにちは、看護部です。6月といえば、梅雨入りですね。雨降りジメジメで憂鬱ですが、紫陽花の上の小さな雫がキラキラして綺麗だったり、カタツムリがイキイキした姿を見るのが嬉しかったり、いいこともたくさんありますよね。

また、6月の季語には「葵」「青梅」「紫陽花」「雨蛙」「瓜の花」「桜桃」「蛙」「かたつむり」「黴(カビ)」「五月雨」「紫蘇」「枇杷」「水無月」などがあります。イメージするだけで、古き良き日本の風情を感じられますね。梅雨の季節もなかなか良いものですね。それでは、そろそろ本題に入りたいと思います。

今回は「プレコンセプションケア(preconception care)」ついて話したいと思います。あまり聞き慣れない言葉だと思います。これは、将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことをいいます。「プレコンセプションケア」によって、女性やカップルが「より健康になること」、「元気な赤ちゃんを授かるチャンスを増やすこと」、さらには「女性や将来の家族がより健康な生活を送れること」を目指すものです。

具体的には、プレコンセプションケアにおいて、葉酸が注目されています。妊娠する1か月前~妊娠12週まで、適切な量の葉酸を摂取することで、産まれてくる子供の神経管閉鎖障害になる確率を減少させることができます。妊活において、葉酸の重要性は皆さんも聞いたことがあると思います。

また、妊娠中に葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害のリスクが増えるだけでなく、その子供が50歳以上の成人期になったときの肥満や糖尿病、心疾患のリスクも増大すると言われています。自分の栄養管理が、次世代の健康にまで影響すると思うと、きちんとした栄養管理の大切さが身にしみますね。

興味深いデータもあるのですが、日本人は、遺伝子上、葉酸を体内で上手く代謝できない体質の方が多いそうです。また、食の欧米化が進む現代社会において、食事だけでは十分な量の葉酸を補えない可能性もあります。葉酸不足を感じる方は、サプリメントも活用するのも一つの方法かなと思います。食事に含まれる葉酸よりもサプリに含まれる葉酸の方が、吸収率が良く確実に適正量を摂取できます。

当院では、「プラリエ」や「エレビット」という、葉酸等を含有したサプリメントを販売していますので、ご興味のある方はスタッフにお声かけください。

梅雨があけると、本格的な夏に突入しますが、夏に向けて無理なダイエットはほどほどにして、将来の家族のためにしっかり栄養を摂って、元気に過ごしましょう。
看護部
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テーマ:

EMMAとALICEについて

みなさん、こんにちは、看護部です。

五月と言えば、「風薫る季節」なんて言われますが、春から夏への通過点、新緑や花々が彩りを増す爽やかな感じが良いものですね。

また、「平成」から「令和」へ時代が移り変わって、気持ちの面でも新スタートという感じです。昭和、平成、令和…3時代を生き抜いたというだけで凄みがありますが、そのうち昭和生まれというだけで、驚かれる時が来そうです(笑)
そろそろ本題に入りたいと思います。


前回ERA(子宮内膜着床能検査=エラ)についてブログを書かせて頂きましたが、今月はEMMA(子宮内マイクロバイオーム検査=エマ)・ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査=アリス)について書こうと思います!


「健康には腸内フローラが大事!」なんてよくテレビで見ますね。私も最近、健康のために乳酸菌!意識をしてます☆

その乳酸菌、子宮内にもいて着床や妊娠の維持に大きく関わっている事が最近分かってきました。EMMAはどんな細菌がどのくらいいるかをみる検査になります。乳酸菌のような善玉菌が優位な状態であれば問題ないですが、悪玉菌が優位になっていたり、もしくは何も菌がいない場合は治療することで子宮内環境を整えることができます。

ALICEは細菌感染によって子宮内に炎症が起こっていないかをみる検査になります。もし、炎症が認められれば、出てきた病原菌に対して抗生剤や乳酸菌製剤などを使って治療していきます。


健康にも、妊活にも乳酸菌って大事なのですね。乳酸菌を取るように意識してから、乳酸菌のエサになるオリゴ糖を取るようにしています。加熱にも強いとのことで、家では調理の際に砂糖ではなくオリゴ糖を使用するようにしています。乳酸菌を取って、育てる!これからも続けていきたいです☆


脱線しましたが、EMMA・ALICEはセットの検査となります。一つの検体でERAも見ることも出来ます。もしご興味があればパンフレットがございますので医師や看護師にお声かけください。

看護部 
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皆さんこんにちは!看護部です。
4月といえば桜ですね。仙台市は4/5に開花、4/10に満開宣言が出されました。昨年より6日遅いが、平年より6日早いとの事です。当クリニックの近くの榴岡公園は桜の名所の一つとして、多くの花見客で賑わいます。毎年、暖かくなったら急に冷え込むことはありますが、今年は満開宣言が出てすぐに雪が降るなど、まさに「桜隠し」でしたね。雪が乗った桜もなかなか綺麗ですが、桜にとっては試練の雪でした。まだまだ寒暖の差があるので皆さん体調に気をつけてお過ごしくださいね。そろそろ本題に入りたいと思います。

最近お問い合わせの多いERAについてお話ししたいと思います。
良好胚を移植したのに着床に至らない方、着床に適した時期を知りたい方、胚移植を行うタイミングを把握したい方にて当院ではERA(子宮内膜着床能検査=エラ)検査を行う事が出来ます。
ヒトには「着床の窓」があると言われています。

「着床の窓」とは、胚(受精卵)が着床出来る子宮内膜の受け入れ可能な時期のことで、通常は月経が始まってから19日目頃と言われています。 しかし、この「着床の窓」に個人差があることが分かってきました。いくら良好胚を戻してもいてもなかなか妊娠できない方は着床の窓が関係しているのではないかといわれています。
ERAは、移植と同じ状況を作り、移植日となる日に子宮内膜を取って検査します。検査会社の統計結果から、検査を受けられた患者様の30%位の方がずれているとの結果が返ってきているとのことです。
検査ご希望の場合、検査の時期と結果を待つ期間を設けなければならないので移植周期を1~2周期見送る必要があります。検査料金も発生するため、検査するか悩まれてご相談頂くこともあります。

当院では、2018年4月頃から検査を導入していますが、着床の窓がずれているとの結果が返ってきている方もいます。
患者様からは、「ずれていないに越したことはないけど、今までうまくいかなかった原因が分かって良かった」との声も聴かれています。
また、ERA検査は1つの検体で一緒にEMMA(子宮内マイクロバイオーム検査)・ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査)を受けることも出来ます。そちらについてはまた次回お話ししたいと思います。

検査についてのパンフレットもご用意しておりますので、詳しく聞きたい方は医師や看護師にお声かけください。
看護部
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